共通テストの「情報 Ⅰ」を解いてみた

共通テストの「情報 Ⅰ」を解いてみた

(受験生の皆さん、テストお疲れ様でした!)

大学入学共通テストでは、2025 年度の入試より「情報 Ⅰ」が科目として設けられました。ということで IT の仕事に携わるものとして問題を解いてみました。

感想ですが、全体を通して知識が要求される問題はかなり少なく、論理的思考力が測られているのだと感じました。

社会人の方なら、情報処理技術者の資格の試験を受けたことがある方もいるでしょう。知識は不要で、提示された前提条件をもとに考えて答えを出すだけの問題ってあったと思いますが「情報 Ⅰ」の問題はほとんどがそのような問題でした。

問題全体は4つの大問に分かれていますが、純粋な知識問題は大問1の問1の2つ、「デジタル署名の効果」「IPv6 のが必要となった背景」の2つだけでした。

また大問3を理解するにはプログラムの記述ルールの知識が必要でした。具体的には次の通りで、変数の宣言や代入、配列からの取り出しでした。以下さえわかっておけば問題には解答できそうです。

buinsu = 3

Akibi = [5, 3, 4]

Akibi[2]

ということで私の結果ですが ……… 92 点でした。

ポカミス1個、日本語読解ミス1個、あとは単に知識不足で解答の選択肢の用語を知らなかった(比例尺度だの、間隔尺度だの…これも知識問題の一種かも?)のが1個の3間違いでした。

現役のエンジニアとして、この結果はどうなんでしょうか?