PCを構成するパーツについてのお勉強
January 10, 2021
自作 PC の作成を検討していた時のメモ。そもそもどんなパーツが必要で、それぞれどんな役割があるのかを知らなかったので。
マザーボード #
- CPU とかグラボ(グラフィックボード)とかメモリを差し込むやつ。各パーツを接続するハブになる存在。
- USB や HDMI のポートもここにあります。
- マザーボードによって、対応している CPU やグラボが決まっている。
- そのため、まずは CPU とグラボを決めて、それに対応しているマザーボードを探すという流れで決めます。
- サイズの規格として、大きい方から ATX、MicroATX、Mini ITX といったものがある。
- 大きい方が拡張性が高く、パーツの取り付けも簡単。だが場所をとる。
- マザーボードのメーカーといえば「ASUS」「GIGABYTE」「ASRock」「MSI」など。
- 一番名前を聞くのは ASUS でしょうね。4つ名前をあげたが、実はこれらすべて台湾企業。どんだけマザーボード好きなん。
その他詳しいことは下記を見るべし。
CPU #
- CPU とは、しーぴーゆーである。
- メモリに展開されたプログラムを順に読み込んで解釈して実行するお方。
- CPU のメーカーといえば「Intel」「AMD」など。
その他詳しいことは下記を見るべし。
ビデオカード #
- ビデオカードとは、ビデオボードであり、グラフィックカードであり、グラフィックボードであり、通称グラボである。
- 呼び方が統一されていなくて面倒くさいね。その他色々呼ばれているみたいだけど、ビデオカードが一番正式っぽいです。
以下は Wikipedia から引用
ビデオカード(英:video card)は、パーソナルコンピュータなどの各種のコンピュータで、映像を信号として出力または入力する機能を、拡張カード(拡張ボード)として独立させたものである。
ポイントは「拡張」カードという点。
ウェブサイト閲覧や電子メールのやり取り、オフィス作業など日常的な作業を行うには支障のない程度の性能を備えた表示回路を組み込んだチップセット(統合チップセット)と、それを搭載したマザーボードが出現し、そしてさらに GPU を内蔵した CPU が出現したことにより、安価な PC ではビデオカードを搭載せず、オンボードグラフィックス機能やオンダイグラフィックス機能を用いるものが一般的となっている。このため、ビデオカードは高速な 3D 表示性能やマルチディスプレイ機能を目的として追加される場合が多い。
で、オンボードグラフィックとは、
オンボードグラフィック(オンボードグラフィックス、オンボードビデオ)とは、パーソナルコンピュータのマザーボード上に搭載されているグラフィックスコントローラ (GPU) のことである。内蔵グラフィックス、内蔵ビデオなどとも呼ばれる。
- 要するに、マザーボードにも標準で GPU がついているけれど、それで飽き足らない輩が手を出すのがビデオカード君。
- ビデオカードには GPU が搭載されている。
- GPU のメーカーといえば「NVIDIA」「AMD」など。
- ちなみに、NVIDIA も AMD もグラボのことを「グラフィックス・カード」と呼んでいる。ビデオカードじゃないのかよ…名称統一してくださいよ…。
その他詳しいことは下記を見るべし。
メモリ #
- メモリはメモリです。作業領域。特に説明することもない。
- メモリのメーカーといえば「Samsung」「SK Hynix」「Micron」など。 この3社でほぼ寡占状態。Samsung のシェアは 40%以上。強い。
その他詳しいことは下記を見るべし。
ストレージ #
- ストレージはストレージです。保存領域。特に説明することもない。
- カリカリ、ジーと音がするのが HDD(故障間近)で、サイレントなのが SSD。
- HDD の内部はディスクだけど、SSD の内部はメモリです。
- 昔は SSD というだけで何万円もしたけれど、今はほんと安くなった。
- ストレージのメーカーといえば「Samsung」「Western Digital」など。
その他詳しいことは下記を見るべし。
電源ユニット #
- 各パーツに電源を供給するためのもの。意外に重要なパーツらしい。
コンセントの電源をパーツにそのまま流せばいいってものでもないようで、
電源ユニットはただパソコンに電気を通すといった単純なものではなく各パーツに電圧を変化させながら供給するという役目があります
日本の電圧は交流 100V ですが、PC パーツは直流 3.3/5/12V が使用されています
その電圧を PC の電源ユニットで変化させ、各パーツに供給するという重要な役割があるのです
とのこと。Wikipedia にも同じ旨が書いてありました。
AC100V や 220V といった商用電源を入力とし、内部で 12V や 5V といった直流に変換を行い、PC 各部へ給電する為の出力を作り出す。
- こいつがひどく発熱すると各パーツの寿命をガンガン削ることにつながり、
- もしこいつがバーストすると各パーツももれなくお亡くなりになる。
- そう考えると重要ですね。こいつ。
クーラー #
冷却用の装置です。個人が普通にやるならファンを使った空冷ですね。CPU に付属していることも多いです。
機器丸ごと水没させてやればええやん、という液浸冷却の仕組みは夢が広がる。水中にデータセンターができる日も近い。
ケース #
マザーボードの大きさとかによって決めましょう。
このケースが使いたいんだっっっ、という人は、ケースを決めてからそれに合うマザーボードを決める手順らしいが、いやいや順序が逆ではないですか?
最後に #
こんなページを見なくとも、下記にだいたいすべてまとまってます。
自作 PC パーツの選び方 - 利用目的別に組み立てのポイントを網羅! - 価格.com
価格コムさんさすがです。