フィリピン留学 - MONOL6週間目終了
February 29, 2020
6周目が終了しました。平日は勉強の毎日で代り映えありません。ということで今回も休日の過ごし方について書いていきます。
火曜日、キャンプ・ジョン・ヘイに行きました。 #
2 月 25 日は「People Power Anniversary」というフィリピンの祝日で学校は休みでした。日本語で検索すると「エドゥサ革命記念日」という名称で出てくるかもしれません。エドゥサ革命について簡単に調べましたのでまとめておきます。
エドゥサ革命(エドゥサかくめい、英語: Edsa Revolution)とは、1986 年 2 月 22 日のフィリピン軍改革派将校のクーデター決起から 25 日のアキノ政権樹立に至るまでフィリピンで発生した革命である。
エドゥサ革命 - Wikipedia
簡単にいうと、かつてフィリピンではマルコスという大統領が独裁体制を築き、およそ 20 年にわたってフィリピンを支配していました。そこに立ち向かおうとしたのがニノイ・アキノという人物です。ニノイ・アキノは大統領選へ立候補するために亡命先のアメリカからフィリピンへ帰国しましたが、マニラ国際空港へ到着直後に射殺されました。ちなみに、マニラ空港の現在の正式な名称は「ニノイ・アキノ国際空港」ですが、その名前はこの方から来ています。その後、ニノイ・アキノの意思を継いで妻のコリー・アキノが民衆とともに立ち上がり、大統領の座を奪取、2 月 25 日に大統領就任宣言を行います。なお、マルコス前大統領はハワイへ逃亡したそうです。
祝日の意味を理解することは、その国を理解することに繋がりますね。さて、キャンプ・ジョン・ヘイに話を移しましょう。
Camp John Hay(キャンプ・ジョン・ヘイ) #
キャンプ・ジョン・ヘイは広大なエリア(公園?)を指します。その中に、ホテルやショップやアトラクションといった複数の施設が入っています。ここはもともとアメリカ軍の保有地でした。そういった背景から、高級なお店が集まっており、落ち着いた雰囲気の漂うエリアとなっています。MONOL からはタクシーで 20 ~ 30 分ほどの近い場所にあります。
またここは第二次世界大戦中、日本軍の山下将軍が降伏文書に署名した場所でもあります。以下はウィキペディアから抜粋・引用です。
この土地は、1903 年 10 月にアメリカ大統領セオドアルーズベルトが大統領命令に署名したときに、アメリカ兵の留保地である「キャンプ・ジョン・ヘイ」として作られました。キャンプ・ジョン・ヘイは、日本の占領期間中、日本帝国軍の強制収容所および山下将軍の本部として使われました。日本軍が降伏したとき、山下はキャンプ・ジョン・ヘイで降伏文書に署名しました。戦後、1955 年にキャンプ・ジョン・ヘイはジョンヘイ空軍基地に改修され、1991 年にフィリピン政府を正式に引き継ぐまでアメリカ人の管理下に置かれました。キャンプ・ジョン・ヘイは、今では観光名所となりました。
Camp John Hay - Wikipedia(英語版から抜粋・翻訳)
…歴史の話はここまでにして、下記はキャンプ・ジョン・ヘイの園内マップです。いろいろな施設がありますね。
マップの中で「ゴーカート」の文字を見つけたため、みんなでやろうということで地図に従って向かいました。電動のゴーカートを想像していたのですが、到着してみると足漕ぎ式のカートでした。子供達にはかなり人気だったのですが、我々はやらなくて良いよね、ということになり、近くにあったバタフライ・サンクチュアリという施設に入ってみることに。
バタフライ・サンクチュアリの名前の通り数えきれない数の蝶がいました。
他には、近くにパターゴルフもあり、なかなか楽しそうでした。あとは地図を見ると乗馬もできるようですね。
バタフライ・サンクチュアリのあとは、アドベンチャー・エリアへと移動しました。下記がアドベンチャー・エリアの地図です。
いくつかのアトラクションがありますが、我々はスーパーマン・ライドというのをやることにしました。これはいわゆるジップライン(ワイヤーロープを滑車を使って滑り降りる遊び)と呼ばれているものです。
スーパーマン・ライドをやりたい場合は 300 ペソ(アドベンチャーエリアへの入場料 100 ペソ+スーパーマン・ライド料 200 ペソ)を支払いましょう。
森の中にアトラクションが設置されています。森を進むとスーパーマン・ライドの案内看板を見つけました。
上記がスーパーマン・ライドの施設です。上記の写真だけでは臨場感が伝わらないと思いますが(動画ばかり撮っていて写真を撮るのを忘れてしまいました)、普通にジップラインでした。
見ているだけだと全然怖くなさそうだったのですが、いざ体験するとかなりスリリングでした。かなり高いところをそれなりのスピードで走り抜けるため、怖いアトラクションが苦手な方は避けた方が良いかもしれません。
そして、ジップラインを終えたあとはスパへ行きました。このスパはマナー・ホテルというホテルに入っています。マナー・ホテルはバギオエリアの最高級のホテルです。
800 ペソで1時間のオイルマッサージを受けることができ、なんとその後はシャワー&お風呂に入ることができます。マッサージのクオリティも非常に高く、シャワーの水圧も日本と同じ強さです。お風呂も下記の通りきれいで、さすが最高級ホテルといった感じでした。
ちなみにバギオにはいくつもスパがあるのですが、スパに行くのならばここのスパに行くことをお勧めします。いくつかのスパに行ったことがある友人曰く、ここのスパはレベルが違う(と感じるほど良い)そうです。
スパの後はマナー・ホテルのレストランである「Le Chef(レ・シェフ)」でディナーを食べました。
屋外で食べることもできます。おしゃれですね。
マナー・ステーキをいただきました。さすがのおいしさでした。
ケーキの種類も豊富です。ちなみに私はチーズケーキをいただきました。甘さ控えめの上品な味で、非常においしいかったです。
夜になるとさらに良い雰囲気になります。
ディナーの後はタクシーを捕まえて MONOL に帰宅。非常に充実した1日でした。
感想 #
今回で、バギオの観光スポットはある程度回り切ったように感じています。あとは、遊んだ分、ちゃんと勉強しないといけないですね。