フィリピン(バギオ)留学決めました。
November 17, 2019
2020 年 1 月から 4 月までの3か月間フィリピンに語学留学に行くことに決めました。
早々に結論を書くと、私は、フィリピンのバギオにある MONOL という学校に行くことにしました。エージェントはセブ島留学センターさんにお願いしました。
本記事ではフィリピン留学、中でもバギオ地域を検討されている方に向けた参考として、今回、私がどのように留学先の学校を決めたのか書いていきます。
バギオ地域に決めたところまではさらっと流して記載し、エージェント決め、学校決めのところを中心的に書きます。
なぜフィリピンなのか。 #
留学費が安いからです。もちろん価格以外にもフィリピンの良いところはたくさんありますよ。でも、他の留学先候補としてあがりそうなオーストラリアやカナダと比較してなぜフィリピンなのかというと、やはり第一の理由は安く済むから、になります。
なぜバギオなのか。 #
フィリピン留学というとセブ島が有名ですが、私はバギオに留学することにしました。
セブ島留学とバギオ留学の違いはエージェントのサイトでも紹介されているため詳細は省略しますが、一言で説明すると、1か月以上の留学が可能で、英語習得に集中したい方はバギオの方がよいと考えています。
逆に、1か月未満の留学、またはレジャーも楽しみたいという場合はセブ島に行くのがよいと思います。要はその人の留学内容に合わせて行き先を決めるべきで、私の場合はバギオが最適でした。
どのようにエージェントを決めたのか。 #
エージェントを利用する是非についてはほかのサイトでいくらでも説明されているため改めてここに記載しませんが、結論だけ言うと、フィリピン留学においてはエージェント(仲介業者)を使うべきです。
フィリピン留学のエージェントはそれなりの数あるため、次のステップとして、どのエージェントにお願いするのかというのが検討事項になります。
ただしフィリピン留学エージェントは数あれど、大半はセブ島留学を扱っているのみであり、バギオの学校を扱っているエージェントは絞られます。そのため、まずはバギオ留学を扱っているエージェントをネットで探しました。加えて、設立からある程度の年数が経っているところで絞り込みました。それなりの大金・期間を費やして留学に行くわけですから、ある程度実績のある安定したエージェントにお願いするのが安心と思います。
結果、次の3つのエージェントが候補に残りました。
- CEBU21 - https://www.cebu21.jp/
- バギオ留学ゲート - https://ryugaku-baguio.com/
- セブ島留学センター - https://www.ryugaku-onebridge.com/
上記3つに絞った後は、各エージェントに直接相談に行き、それぞれ対応を比較して決めることにしました。
エージェントを決める際のポイントとして「費用(割引率)」と「エージェントのサポート体制」の2点が思い浮かぶと思いますが、バギオ留学に関しては、「費用(割引率)」は各エージェント横並びになり、差が付きません。
これは、バギオの学校が所属する団体である BESA(ベサ:バギオ英語学校協会)によってエージェントが割引できる幅が決められており、エージェントはほとんど(または学校によっては一切の)割引は許されていないためです。そのため、価格については差がつかないと考えてください。
従って「エージェントのサポート体制」が唯一の決め手になります。これは各エージェントのご担当者さんと直接相談をする中で感覚的に決めることにしました。直接相談して感じたことは次の通りです。
CEBU21 #
CEBU21 のサイトの申請フォームから相談依頼をしたものの、その後1週間たっても連絡がなかったため、縁がなかったものとして今回は見送り。(その後ついに最後まで連絡なし。申請フォームからの申請直後、登録したメールアドレスに申請を受け付けた旨の自動メールが届いたので、申請自体は問題なくできていたのだと思うのですが…。)
バギオ留学ゲート #
相談申し込みのメール対応は素早く丁寧。バギオ留学でおすすめの学校を教えてほしいと伝えたうえで面談していただいたところ、数校のパンフレットを用意してくださった。面談では、面談をしていただいた担当者さんがおすすめする1校を強く推され、他の学校についてはあまり情報を聞けず(または他校については少々否定的な意見を言われた)。メール対応など会社とのやりとりはとても丁寧だが、その姿勢が各担当までトップダウンできていないように感じた。
セブ島留学センター #
相談申し込みのメール対応は素早く丁寧。バギオ留学でおすすめの学校を教えてほしいと伝えたうえで面談していただいたところ、数校のパンフレットにあわせて、セブ島留学センターさん独自の資料・学校写真も用意のうえ、丁寧に説明してくださった。バギオ留学にどのようなことを求めているのか、という私の考えも踏まえたうえで適切な学校を提案しようとしてくださっているように感じた。会社から各担当に至るまで一貫して安定したサポート体制ができているように思われる。
ということで、私はセブ島留学センターさんにお願いすることにしました。
どのように学校を決めたのか。 #
バギオ留学ゲートさんで1回、セブ島留学センターさんで2回面談し、学校を決めました(最終的にはセブ島留学センターさんで申し込みましたが、バギオ留学ゲートさんにも大変お世話になりました)。両エージェントで提案されたのはいずれも以下の3校です。バギオの学校はこれ以外にもありますが、以下の3校が定番と思います。エージェントから提案されたのもこの3校でしたので、下手にあちこち手を広げるのではなく、この中から決めることにしました。
- PINES(パインス)メイン校
- BECI(ベシ)
- MONOL(モノル)
各校それぞれ特徴があります。パンフレットを見たり、担当さんと相談した中で感じた感想を書くと下記の通りです。
PINES(パインス)メイン校 #
1日に約11時間も授業が割り当てられている元祖スパルタ式の学校。ストイックに学習に取り組みたいため、スパルタ式の雰囲気は好ましい。ただ、個人的には知識定着のために復習の時間も重要と考えているが、1日11時間も授業をすると、復習が満足にできずかえって学習効率が悪いのではないかと感じる(個人的には授業の時間は1日7時間が上限ではないかという思い)。
BECI(ベシ) #
スピーキングの能力向上を押し出しているセミスパルタ式の学校。1日の6~9時間の授業を行う。大きなキャンパスの学校で大学のような雰囲気があり、雰囲気はバギオの学校の中では比較的緩め(セブ島と比較しバギオの学校全体がスパルタ的であるため、それでも十分しっかりしているが)。
MONOL(モノル) #
復習重視の教育を押し出している学校。1日7~10時間の授業を行う。セミスパルタ式であり、スパルタ式と比べると束縛は少ないが、自主的に勉強する人が多いまじめな校風。フィリピンの学校では珍しくテキストも自分たちで作ったものを使っていて、各授業の内容が連携して一体的に能力を伸ばすカリキュラムを売りにしている。日本企業の語学研修として、MONOL への留学が使われることもあるらしい。
上記の書き方から何となくわかるとは思いますが、私には MONOL があっていると思い、ここに決めました。
また、学校の中でもいくつかコースがあるのですが、私は MONOL の「One-on-One ESL」というコースにしました。
MONOL の最もポピュラーなコースは「Regular Speaking ESL」というコースで、マンツーマン3コマ+グループクラス4コマ+オプション(自由参加)3コマのコースです。対して、私が選んだ「One-on-One ESL」はマンツーマン5コマ+オプション(自由参加)3コマのコースです。先の Regular コースのグループクラス4コマを、マンツーマン2コマに置き換えたコースになります。
コースは途中で変更も可能なため、最初は授業数の少ない One-on-One コースで学習ペースを見極め、折を見てマンツーマンのコマを追加したり(多少の追加料金を払えば追加可能です)、グループクラスがやりたければ Regular コースに切り替えることも検討しようと思います。
なお、セブ島地域ではオールマンツーマン授業も珍しくありませんが、バギオ地域ではグループクラスもやるのが一般的です。バギオでオールマンツーマンにできるのは MONOL くらいであり、これも MONOL の特徴です。
内容・料金まとめ #
最後に私が申し込みした内容と料金をまとめます。
- 学校:MONOL
- 期間:12 週間
- コース:One-on-One ESL
- 部屋:2人部屋
- 料金:約 530,000 円(航空券、保険費用、お小遣い除く)
部屋は2人部屋にしました(2人部屋と3人部屋で悩みましたが、なんとなくで2人部屋に)。ルームメイトが優しい方であることを祈ります。
料金については入学金や授業料が約 500,000 円弱で、こちらは留学までに日本円で支払います。加えて、ビザの延長費用や ACR-I カード(外国人登録証)費用等が約 30,000 円強ほどで、こちらは現地でペソで支払います。占めて合計約 530,000 円です。
なお上記費用には、フィリピンへの航空券と保険費用(クレジットカードの付帯保険でも OK です)、現地のお小遣いは含まれていません。これらおおよそ 100,000 円~ 150,000 円ほど必要として、総合計は少々大きめに見て約 700,000 円ほどです。
以上、あとは行くだけ…ではなく事前勉強も必須! #
冒頭にも書きましたが 2020 年の 1 月から、より具体的には 1 月の中旬にフィリピンへ出発予定です。あとは当日を待つだけ…ではなく、留学を効果的なものにするために事前学習は必須です(とエージェントさんからも言われました)。
最低限、中学校レベルの英単語・文法は身に着けておいた方が良いとのことで、出発までの残り期間、事前勉強を頑張ってみようと思います。今後、ブログで事前勉強の記録をつけていくようにするので、見守っていただけますと幸いです。